(ブルームバーグ):米アップルは、昨年10-12月期の中国スマートフォン市場で出荷シェア首位を奪還した。重要な半導体メモリーの不足が深刻化する中でも、年末商戦期の「iPhone」出荷台数が伸びたと調査会社カウンターポイントリサーチが明らかにした。
同社の推計では、10-12月のiPhone出荷は前年同期比28%増。「iPhone 17」シリーズが消費者を引きつけ、同四半期出荷台数の5台に1台がiPhoneだった。
アップルは中国勢の華為技術(ファーウェイ)と小米(シャオミ)のシェアを奪い、両社はいずれも2桁の減少率となった。世界最大のスマホ市場である中国全体の出荷台数は1.6%減少した。
米マイクロン・テクノロジーや小米など、端末内でデータを保存する半導体の不足拡大による影響が不透明だと警告する企業が増えている。
この不足は、メモリーチップメーカー各社が米エヌビディアの人工知能(AI)半導体向け高性能メモリーに生産能力をより多く振り向けた結果として発生。価格押し上げ要因となる一方、長期供給を確保できない中小のプレーヤーを圧迫している。
カウンターポイントのアナリストはリポートで、「今後、メモリー価格がさらに上昇し、2026年1-3月期に40-50%上昇した後、4-6月期にも約20%の追加上昇が見込まれる」と指摘した。
原題:Apple Tops China After iPhone Shipments Soar, Counterpoint Says(抜粋)
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