経団連の筒井会長と上野厚生労働大臣が会談し、労働時間の規制緩和など裁量労働制をめぐり議論を交わしました。

きょう19日の会談は経団連の呼びかけで行われ、▼裁量労働制などの労働法制、▼賃上げの勢いを持続させていくための環境整備や、▼税と社会保障の一体改革をテーマに話し合われました。

このうち裁量労働制については、筒井会長が「時間外労働の上限規制を堅持しつつ、働き手の健康確保を大前提に、拡充が欠かせない」と対象範囲の拡大を要望しました。

これに対し厚労省側からは、企業側のニーズを確認する一方、長時間労働の助長につながらないよう制度の乱用防止などについて議論が必要だという意見が出たということです。

今回の会談は19年ぶりに行われ、上野厚労大臣は「年1回くらい、こうした形で懇談させてもらえればと思っている」と述べ、今後、定期的に開催したいという意向が示されました。