中国が台湾の防衛体制を試そうとしている。中国人民解放軍が台湾の領空にドローン(無人機)を初めて送り込んだ。

台湾国防部(国防省)の声明によれば、中国軍の偵察用ドローンが17日、東沙諸島の空域を約4分間飛行した。東沙諸島は台湾海峡の南端付近に位置し、台湾本島から約400キロメートル離れている。

国防部によると、ドローンは防空兵器の射程外の高度を飛行し、国際無線周波数で警告を発した後に離脱した。台湾は2022年、別の離島、金門の付近を飛んでいた中国の民間ドローンを撃墜している。

人民解放軍は、「正当かつ合法」な訓練を実施したとソーシャルメディアに投稿した。

今回の事案は、中国が台湾に対して軍事的威圧を強めていることを示している。台湾政府は頼清徳総統の下、攻撃抑止を目的に防衛力強化の取り組みを加速させている。

人民解放軍の東部戦区は先月末、台湾周辺で軍事演習を実施。演習ではロケット弾の発射も行われた。

原題:China Sends Military Drone Into Taiwan Airspace for First Time(抜粋)

(最終段落を追加して更新します)

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