新電力の大手イーレックスは、昨年10月に民事再生法適用の申請をした電力卸企業エネトレード(東京・港)のスポンサーになるため交渉を進めている。

ブルームバーグが確認した14日付の内部文書によると、イーレックスは法的拘束力のある最終意向表明書を提出済みで、両社はスポンサー契約の締結に向けた最終段階の協議に入っている。協議がまとまれば、エネトレードは事業をイーレックスに譲渡する契約を結び、3月末ごろの移管を予定している。

イーレックスの広報担当者は、同社が法的拘束力のある最終意向表明書を提出したことは事実だと述べた。エネトレードからのコメントはまだ得られていない。報道を受けてイーレックス株は午後の取引で上げ幅を拡大し、一時2.5%高の646円を付けた。

2016年に自由化された日本の電力市場は急拡大したが、市場の不安定さもあり経営破綻に追い込まれるケースもある。

発電事業者や卸市場から調達した電力を小売業者に販売していたエネトレードは、10月上旬に東京地方裁判所に民事再生手続きの適用を申請。裁判所の監督下で事業を継続しつつ、再建支援スポンサーを探す方針を示していた。

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