米銀JPモルガン・チェースは14日、投資適格級で60億ドル(約9500億円)規模を起債した。2025年10-12月(第4四半期)決算発表後の米大手銀行の起債ラッシュで先陣を切った。

事情に詳しい関係者によると、起債は3本立てで、期間は6年から11年に及ぶ。このうち最長となる30億ドル規模の2037年債では、発行利回りが米国債に対して76ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上乗せされた水準となった。スプレッドは当初の参考水準を約24bp下回った。

JPモルガンの広報担当者はコメントを控えた。

今月は銀行債の起債が相次ぐと予想されており、JPモルガンはその口火を切るものだ。英バークレイズの昨年12月の予測によると、米銀大手6行による今月の発行額は約350億ドルに上り、3月末までには550億ドルに達する見通しだ。

米大手銀は四半期決算の発表直後に投資適格債を発行することが多い。JPモルガンは昨年1月の80億ドルを含め25年に計260億ドル規模の投資適格債を起債している。

同行が13日発表した10-12月期決算は、投資銀行業務の手数料収入が予想に反して減少し、先月示した自社ガイダンスを下回った。

原題:JPMorgan Raises $6 Billion in Its First Bond Sale of Year (3)(抜粋)

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