(ブルームバーグ):米アルファベット傘下のグーグルは、アップルと複数年契約を結び、同社の音声アシスタント「Siri(シリ)」を含む人工知能(AI)技術を支えると発表した。
両社は12日の共同声明で、「慎重な評価の結果、アップルは、グーグルのAI技術がアップル・ファンデーション・モデル(AFM)にとって最適な基盤を提供すると判断し、これによりアップルのユーザーに新たな革新的体験がもたらされると強い期待を寄せている」とした。契約条件は公表されなかった。AFMはアップルのAI基盤モデルを指す。
ブルームバーグは昨年末、両社が同契約の最終調整に入っており、アップルが年約10億ドル(約1580億円)を支払う計画だと報じていた。
12日の株式市場でアルファベットは1%高、アップルは0.3%高で通常取引を終えた。
両社は声明で、アップルはAIの運用をユーザーの端末上と、安全な自社クラウドに引き続き限定することで、プライバシー基準を維持すると説明した。グーグルの技術は、今年提供予定のSiriの新バージョンを支えることになる。
AI機能の導入に苦戦しているアップルはこれまで、開発上の問題を理由にSiriの更新を延期していた。
原題:Apple, Google Confirm Multiyear Deal for AI Technology, Siri (1)(抜粋)
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