(ブルームバーグ):ライト米エネルギー長官は、マドゥロ大統領拘束後のベネズエラのエネルギー産業再建について、石油業界の経営幹部らと協議を行う。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
国際石油資本(メジャー)では、シェブロンだけがベネズエラで今も操業を継続している。トランプ米大統領は、長年の汚職や過少投資、放置で損なわれたベネズエラの原油生産回復に向け、米石油会社の参入に期待を寄せているが、石油生産会社の行動は慎重になりがちだ。
ライト・エネルギー長官は今週、フロリダ州マイアミで開催される「ゴールドマン・サックス・エナジー・クリーンテック&ユティリティーズ」会議に出席する。シェブロンやコノコフィリップスの石油会社幹部も会議に参加する予定だ。
米当局者によると、トランプ政権は複数の石油会社と既に話し合いを行った。ホワイトハウスのロジャース報道官は「わが国の全ての石油会社には、ベネズエラの石油インフラ再建に向け大規模投資を行う用意がある」と語った。
ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量を誇るが、エネルギーインフラ再建には、今後10年で年間約100億ドルの投資が必要になると専門家はみている。

関係者の1人によれば、石油生産会社はベネズエラに長期的な関心はあるものの、米国がマドゥロ大統領を権力の座から排除したという事実だけで判断し、投資を行うつもりはない。
関係者によると、投資の約束に先立ち、石油会社は安定した政権の成立や法の支配が守られることに加え、トランプ氏の退任後も米政府がベネズエラでの事業継続を支援してくれるという一定程度の確信を得たい考えだ。
ホワイトハウスの当局者は5日、CNBCに対し、トランプ政権が複数の石油会社とベネズエラについて話し合ったと明らかにした。具体的な企業名や協議がいつ行われたかに当局者は言及しなかった。
原題:Trump’s Energy Boss to Meet with Oil Companies on Venezuela (2)(抜粋)
--取材協力:Jennifer A Dlouhy.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.