電気自動車(EV)大手のテスラの新車販売台数は2025年12月、欧州の複数の市場で大幅に落ち込み、低迷した同年を締めくくった。

フランスの自動車業界団体によると、12月の登録台数は前年同月比66%減の1942台だった。スウェーデンでも同71%減で、前年比では67%落ち込んだ。例外となったのがノルウェーで、12月の登録台数は前年同月比90%増の5679台だった。ノルウェーでは昨年販売された新車の96%が完全EVで、テスラの人気は根強い。

 

テスラは2日、10-12月期(第4四半期)の世界販売台数を発表する予定で、アナリストは11%の減少を予想している。

テスラ車への需要は2025年、欧州の大部分で落ち込んだ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、ドイツや英国などで極右政治家や政党を支持したことへの反発が一因だ。マスク氏は、テスラが「完全自動運転(FSD)」とする運転支援システムを提供できるようになれば、販売は改善するとみているが、欧州の当局は承認していない。

欧州自動車工業会(ACEA)によると、2025年1-11月、テスラの販売台数は欧州全体で前年同時期より28%減少した。一方、業界全体のバッテリー式EVの登録台数は27%増加した。

原題:Tesla Closes Out Brutal Year in Europe With Steep Sales Declines(抜粋)

--取材協力:Rafaela Lindeberg.

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