(ブルームバーグ):中国の習近平国家主席は31日、2025年の国内総生産(GDP)成長率目標を達成できる見通しだと表明した。「極めて異例の1年」だったと評価した。
国営新華社通信によると、習氏は国政助言機関、人民政治協商会議(政協)全国委員会の年次会合で、今年のGDP成長率が5%前後になる見込みだと明らかにした。
習主席は「中国経済は圧力を受けながらも前進し、新たな方向とより優れた発展へと進んでおり、強い回復力と活力を示している」と言明。「成長率は5%前後に達する見通しであり、世界の主要国で引き続き上位に位置している」と述べた。
これより前の声明では、習氏が具体的には触れずに、中国が経済発展目標を達成したと発言したとされていた。
中国経済は今年、底堅く推移した。大規模な追加刺激策がなかったものの、好調な輸出が景気をけん引した。製造業も高付加価値分野への移行を進めた。ただ、投資は年間ベースで1998年以降初めて減少する見通しとなっている。小売売上高も新型コロナウイルス禍を除けば、最も小さな伸びにとどまっている。
習主席は一部地域での成長鈍化を容認する姿勢を示唆しており、最近も無謀なプロジェクトを規制すべきだと述べ、経済成長のスピードよりも質を重視する姿勢を鮮明にしている。
原題:Xi Says China Set to Meet 2025 GDP Goal as Factories Rebound (1)(抜粋)
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--取材協力:Fran Wang.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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