国連のグテーレス事務総長が今年12月末で任期を終えるのを受け、後任選びが本格的に始まりました。
記者(21日)
「国連の次期事務総長候補者たちがこれから初めて所信表明を行います」
ラファエル・グロッシ氏
「私が考える組織とは現場に足を運び、あらゆる局面で断固とした姿勢で行動するものです」
次期事務総長の候補者は2日間に分けて公開討論を行い、所信表明を行った後、日本をはじめとする加盟国からの質問に答えました。
候補者は、▼IAEA=国際原子力機関の事務局長ラファエル・グロッシ氏、▼チリの元大統領のミシェル・バチェレ氏、▼UNCTAD=国連貿易開発会議の事務局長レベッカ・グリンスパン氏、▼セネガルの前大統領マッキー・サル氏の4人です。
候補者は安全保障理事会の予備投票で1人に絞り込まれた後、国連総会で任命されるため、選ばれるには拒否権を持つ常任理事国から反対されないことが必要です。
候補者4人のうち2人が女性で、国連の創設から80年の歴史の中で初の女性事務総長の誕生となるか注目されていますが、女性候補者の1人、バチェレ氏は人工妊娠中絶の権利を容認していることなどから、常任理事国アメリカの国連大使が懸念を示しています。
ロイター通信は常任理事国との関係性などから「多くの外交官はグロッシ氏が最有力候補とみている」と報じています。
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