イランの軍事能力をめぐり、弾道ミサイルのおよそ半数が無傷で残るなど、アメリカ政府の発表よりも多くの能力が維持されていると報じられました。

CBSテレビは22日、複数のアメリカ政府関係者の話として、今月7日のイランとの停戦開始時点で、イランの弾道ミサイルや発射システムのおよそ半数が無傷の状態で残されているなど、アメリカ政府の発表内容よりも多くの軍事能力が維持されていると報じました。

トランプ大統領らが「事実上、壊滅した」と主張するイランの海軍力についても、精鋭部隊・革命防衛隊の海軍部門の6割程度が残存しており、空軍力も大幅に低下したものの、消滅はしていないと伝えています。

また、国防総省の情報機関「国防情報局」は「イランは数千発のミサイルやアメリカ軍などに脅威を与えられる自爆型の無人機を保有している」との分析結果を明らかにしました。

こうした中、ワシントン・ポストは石油輸送の要衝・ホルムズ海峡にイランが敷設した機雷について、国防総省が除去には6か月かかる可能性があると分析していると伝えました。

複数の当局者の話として、国防総省の高官が今週、連邦議会下院・軍事委員会のメンバーへの非公開の説明で明らかにしたということです。