ブラジルのボルソナロ前大統領は27日午後、首都ブラジリアの病院で持続的なしゃっくりを治療する医療処置を受けた。

この処置は、首から横隔膜に伸びる横隔神経を遮断するもので、医療チームは同日の記者会見で成功したと説明した。処置はボルソナロ前大統領の右側に行われた。同じ神経を反対側で遮断する2回目の処置が29日に予定されている。

ボルソナロ前大統領

前大統領は25日にも、2018年の大統領選期間中に腹部を刺されたことで発症したヘルニアの手術を受けた。医療チームによると、この手術で合併症は生じなかった。

25日の手術に先立つ声明で、前大統領は息子フラビオ・ボルソナロ氏の26年大統領選出馬への支持を表明した。

前大統領は22年の選挙敗北後にクーデターを企てた罪で最高裁から有罪判決を受け、現在は収監されている。

原題:Bolsonaro Undergoes Medical Procedure to Treat Severe Hiccups(抜粋)

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