カスティジョ前大統領の罷免を受けて支持者らが抗議デモを続け、死者も出ている南米ペルーで、最高裁が前大統領の勾留延長を認める判断をしました。デモのさらなる激化が懸念されます。
AP通信などによりますと、ペルー最高裁は15日、憲法秩序を乱したとして拘束されているカスティジョ前大統領について18か月の勾留延長を認める判断をしました。
カスティジョ氏は容疑を否認していますが、拘束直前にメキシコへの亡命を画策したことも分かっていて、最高裁は国外逃亡のおそれがあることも理由として挙げています。
デモに関連する死者は少なくとも14人に増えていて、今回の決定によるさらなるデモの激化も懸念されています。

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