ウクライナのゼレンスキー大統領は、国内での選挙について、ロシアの支配下にある地域では介入されるおそれがあり実施が不可能だとの認識を示しました。

ゼレンスキー大統領は20日「ウクライナの統制下にない、占領されている地域では選挙ができない」と述べ、ロシアの支配地域で行われる場合、「結果がまず発表されそのあとに票が数えられるという、ロシアがいつもやっているようなことが行われる」としロシアが介入するおそれがあるとの認識を示しました。

また、「選挙がいつ、どのような形式で行われるかを決めるのはプーチン大統領ではない」としています。

プーチン大統領は19日、ウクライナで大統領選が行われる場合、安全確保について「検討する用意がある」などと述べていました。