15日のニューヨーク株式市場は来年も利上げが続く見通しなどから景気の後退が懸念され、ダウ平均株価が一時900ドルを超える急落となりました。

15日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が取引開始直後から続落し、前の日に比べて一時900ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が、来年末時点の政策金利の見通しを引き上げたことなどから、景気後退を警戒した売りが先行しました。

また、この日の朝に発表された11月のアメリカ小売業の売上高が市場予想を下回ったことで、景気が減速することへの懸念が強まりました。

15日のダウ平均株価の終値は前の日と比べて764ドル13セント安い、3万3202ドル22セントで取引を終えています。