台湾有事をめぐる高市総理の国会答弁に中国が反発し、日中関係の緊張が続く中、アメリカのルビオ国務長官は強固な日米同盟を維持しながら中国と協力関係を構築することは可能だとの考えを強調しました。

アメリカ ルビオ国務長官
「我々は日本との強固で確固たるパートナーシップと同盟関係を維持しつつ、中国と生産的な協力をしていくことは可能だと確信している」

ルビオ国務長官は19日、日中関係について、「緊張関係は以前から存在していたものであり、均衡が必要な地域の要素の一つ」とした上で、アメリカが双方と良好な関係を持つことは可能だとの考えを示しました。

台湾有事をめぐる高市総理の国会答弁後、ルビオ国務長官が日中関係について言及したのは初めてですが、日中のどちらか一方に肩入れすることを避けたかたちです。