(ブルームバーグ):来週の円相場は上昇基調となる見込み。日本銀行が金融政策決定会合で利上げを継続する姿勢を示す一方、米国はインフレの落ち着きで利下げ期待が残り、日米金利差縮小を意識した円買いが入りやすい。
◎あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト
- 米国はインフレが落ち着いており、利下げ期待や連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事もあって金利は上昇しづらく、ドル売りの傾向が続くだろう
- 日本の来年度当初予算はいったん織り込んでおり、円安材料にはなりにくい
- ドル売りの中で円売り圧力が弱まると、円は153円くらいまで上昇してもおかしくない
- 予想レンジは1ドル=153-158円
◎みなと銀行の苅谷将吾ストラテジスト
- 米国で23日に7-9月の国内総生産(GDP)などの経済指標が発表されると、追加的に大きな材料がない。ドル・円は方向感の定まらない展開となりそうだ
- 日銀利上げ後も円安基調が続きやすく、ドル・円は10日につけた直近高値の156円94銭を試す動きになるとみる
- そこを上抜けすると158円を目指す展開となるが、日銀の植田和男総裁が25日の講演で円安を止めるような発言をする可能性がある
- 予想レンジは1ドル=154-158円
主な予定
- 23日:日銀、基調的なインフレ率を捕捉するための指標
- 23日:7-9月の米GDP速報値
- 23日:12月の米消費者信頼感指数
- 25日:植田日銀総裁が日本経済団体連合会審議員会で講演
- 26日:12月の東京都区部消費者物価指数(CPI)
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