国内の新規株式公開(IPO)市場で今年の資金調達額が1兆円を突破し、7年ぶりの高水準となった。JX金属やSBI新生銀行といった大規模案件があったことが背景だ。

ブルームバーグが集計したデータによると、IPOによる資金調達額は1兆2300億円と東京メトロやキオクシアホールディングスの上場があった昨年を上回り、2018年以来の大きさとなった。著名デザイナーのNIGO氏が創業したHUMAN MADEや、沖縄の老舗ビールメーカーのオリオンビールなどは投資家の応募倍率が60倍程度となった。

Photographer: Bloomberg

IPO市場が活況を呈しているのは日本だけではない。インドでは資金調達額が約3兆円に達し、年間記録を更新。ここ数年低迷が続いた香港市場も、大型案件が相次ぎ数年ぶりの盛り上がりを見せている。

投資家の日本株に対する需要も堅調だ。コーポレートガバナンス(企業統治)改革やデフレ脱却が追い風となり、東証株価指数(TOPIX)は最高値を今年も更新した。

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