人気キャラクター「ラブブ」を手がける中国の玩具メーカー、泡泡瑪特国際集団(ポップマート・インターナショナル・グループ)の株価が8日、一時、6週間強ぶりの大幅下落となった。同社の米国販売鈍化への懸念が再燃した。

香港上場の同社株はこの日、一時8.6%安と、8月の高値からの下落率は約40%に拡大した。市場関係者の間では、米ブラックフライデー商戦における販売が予想を下回った可能性があるとの見方が広がった。

モーニングスターのアナリスト、ジェフ・チャン氏は「米国販売が鈍化すれば、ポップマートの成長に対する市場の信頼感が損なわれかねない」と指摘した。同社は7-9月(第3四半期)に米国販売が1200%超増加したと報告しており、投資家は海外販売の勢いを注視している。

同社株はこの数カ月、製品多様性や新たな収益源が欠如していることへの懸念が強まる中で乱高下が続いていた。S&Pグローバルのデータによると、トレーダーは弱気な見方を強めており、同株の空売り比率は4日に2023年8月以来の高水準である6.3%に達した。

バーンスタインのアジア消費財担当シニアリサーチアナリスト、メリンダ・フー氏(香港在勤)は、株価低迷は「11月を通じて北米の実店舗販売が減少傾向にあることが主因とみられる」と分析した。フー氏の試算によると、同社の今四半期の米国販売伸び率はこれまでの時点で500%を割り込んだ。

原題:Pop Mart Shares Plunge 8% as Sales Concerns Fuel Short Bets (1)(抜粋)

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