(ブルームバーグ):米アップルは、メタ・プラットフォームズの最高法務責任者(CLO)だったジェニファー・ニューステッド氏を法務部門トップに起用すると発表した。アップルでは幹部の入れ替えが相次いでいる。

発表文によると、ニューステッド氏は来年1月にシニアバイスプレジデントとして入社し、業務の引き継ぎを受けた後、3月1日付で法務部門トップに就任する。また、政府渉外担当幹部のリサ・ジャクソン氏が1月に退任する。
アップルでは先月、ティム・クック最高経営責任者(CEO)に次ぐナンバー2を長く務めてきたジェフ・ウィリアムズ最高執行責任者(COO)が退任していた。アップルのユーザーインターフェース(UI)デザイン部門を率いていたアラン・ダイ氏もメタに移る予定だ。
ニューステッド氏の起用は、アップルがメタから幹部を引き抜くという珍しいケースとなる。同氏は米国務省で顧問を務めた経歴があり、2019年にフェイスブック(現メタ)に入社した。
同氏は、メタによる写真共有アプリのインスタグラムとメッセージングサービスのワッツアップ買収を巡る反トラスト法(独占禁止法)裁判で米連邦取引委員会(FTC)の主張を退けるなど、+大きな法務上の成果を挙げていた。
原題:Apple Taps Top Meta Lawyer as General Counsel in Latest Shake-Up(抜粋)
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