政府が提出する予定の今年度の補正予算案をめぐり、立憲民主党と公明党は組み替え動議の提出を検討することで一致しました。

立憲民主党 本庄知史 政調会長
「補正予算の緊要性ということを考えると、なお精査が必要だというようなこと。こういった大きな考え方、方向性については評価の一致をみている」

公明党 岡本三成 政調会長
「ともに政府に向けて、より良いものにしていくような組み替え等が要請できるのかどうかということに関して議論を進めていきたい」

立憲民主党と公明党の政策責任者はきょう、補正予算案への対応をめぐって会談し、▼物価高対策が不十分であることや、▼緊急性のない予算があるなどとして、組み替え動議の提出を検討することで一致しました。

立憲の本庄氏は両党の協議がまとまれば、他の野党にも賛同を呼びかけたいとしています。