アフリカ・コンゴ民主共和国の首都キンシャサで大雨による洪水と地滑りが発生し、少なくとも100人が死亡したとみられています。

AP通信によりますと、13日、コンゴ民主共和国の首都キンシャサで大雨により洪水と地滑りが発生し、少なくとも100人が死亡、数十人がけがをしたということです。

洪水に見舞われた地区にはおよそ1200万人が住んでいて、地元当局によりますと、家屋が水没したほか道路が崩落したところもあったということです。

また、被害を受けた家屋は許可されていない区画に建てられたものが多く、サマ・ルコンデ首相は「まだ多くの遺体が捜索中だ」と話したということです。

キンシャサとその周辺では2019年にも洪水と土砂崩れにより、少なくとも32人が死亡しています。