アメリカの議会下院は、性的虐待の罪に問われた富豪のエプスタイン元被告に関連する資料の公開を義務づける法案を可決しました。トランプ大統領の署名を経て、近く成立する見通しです。
議会下院は18日、性的虐待をめぐるエプスタイン元被告に関する資料の公開を義務づける法案を賛成427票、反対1票で可決しました。
今月、トランプ氏と元被告の関係性を示すとされる新たなメールが公開され、資料の公開を求める声が広がっていて、与党・共和党の議員も賛成に回りました。議会下院での可決を受け、上院も可決することに合意。トランプ氏はこれまで資料の公開に消極的でしたが、上院でも可決すれば署名すると明言していて、近く成立する見通しです。
こうしたなか、ロイター通信などの最新の世論調査でトランプ氏の支持率が前の月と比べて2ポイント低下し、第二次政権発足後で最低の38%となったことが分かりました。「支持しない」は60%でした。政権の物価高対策やエプスタイン元被告に関する対応への批判が広がったものとみられます。
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