高市総理はきょうの参議院・予算委員会での労働時間の規制緩和をめぐる議論のなかで、自らの睡眠時間が「2時間から長い日で4時間」だと明らかにしました。

共産党 小池晃 参院議員
「女性のほうが男性よりも睡眠時間が短い国ってのは世界少数なんですよ。総理もね昨日言われてましたけど、介護で大変だったとおっしゃったじゃないですか。そういう女性がたくさんいるんですよ」

高市総理
「男女が共にですね希望に応じて育児や介護とも両立できるような働き方、これを実現していくことは必要だと思います。私も今、睡眠時間は大体2時間から長い日で4時間です。だから、お肌にも悪いと思っております」

高市総理は労働時間の規制緩和の検討を進めていますが、共産党の小池書記局長は「労働時間を短くするのが世界の流れであり、日本のように女性が男性よりも睡眠時間が短い国は少数だ」と指摘しました。

また、“男女ともに家事・育児・介護ケアを分かち合える社会にするためにも、自由に使える時間を持つことが日本社会の課題だ”と述べました。

こうした議論のなかで、夫である山本拓元衆院議員の介護をしながら総理の職務にあたっている高市総理は、現在の睡眠時間は「大体2時間から4時間」だと明らかにしました。

そのうえで、「育児や介護」と「仕事や余暇」が両立できる状況になれば非常に理想的な姿だとして、長時間労働の是正など働き方の改善に向けた制度の整備などに意欲を示しました。