アメリカの議会上院は政府機関の一部閉鎖の解消に向け、連邦政府の「つなぎ予算案」を可決しました。
アメリカの議会上院は10日、賛成60票・反対40票で連邦政府の「つなぎ予算案」を可決しました。今回の「つなぎ予算案」では、今月21日までとしていた予算期間を来年1月30日まで延長するとしています。
「つなぎ予算案」をめぐっては、与党・共和党が政府閉鎖の期間中に行われた連邦職員の解雇を撤回したことなどから、野党・民主党の一部議員が賛成に回りました。
今後、この「つなぎ予算案」が下院でも可決され、トランプ大統領の承認を経て成立すれば、政府機関の一部閉鎖は解消します。
先月1日に始まった政府機関の一部閉鎖はすでに過去最長を更新していて、航空便が削減されたり、低所得者向けの食料補助が滞ったりするなど深刻な影響が出ています。
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