黄川田沖縄北方担当大臣は北海道・根室市を訪れ、対岸から北方領土を視察した際「一番外国に近い」と発言し、高市総理から注意を受けましたが、11日、「一層緊張感を持って職務に邁進したい」と話し、あらためて続投する意向を示しました。
黄川田大臣は8日、北海道・根室市の納沙布岬から北方領土を視察した際、記者から感想を求められ「一番外国に近い」などと発言しました。
この発言について、高市総理は“北方領土が我が国固有の領土であり、誤解を招きかねない”として、黄川田大臣を注意しました。
黄川田仁志 沖縄北方担当大臣
「発言の当日に総理と官房長官から連絡をいただき、閣僚として日頃の言動には一層緊張感を持つよう注意を受けました。今後より一層緊張感を持って職務に邁進したいと考えております」
黄川田大臣は11日、あらためて「特に若い方々に、納沙布岬などの場に実際に足を運んで自分の目で見て、領土問題を自分のこととして思いを馳せてもらいたいという思いを話させていただいた」と釈明した上で、続投の意向を示しました。
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