アメリカのトランプ大統領は、政府機関の一部閉鎖で欠勤している航空管制官に対し、直ちに職場に戻るよう呼びかけました。従わなければ「減給」だとしています。
トランプ大統領は10日、自らのSNSに「すべての航空管制官は今すぐ仕事に戻らなければならない。戻らない者は大幅に“減給”されるだろう」と投稿しました。
アメリカの主要空港では、政府機関の一部閉鎖により無給勤務が続いたことから管制官の欠勤が増えていて、航空便の大幅な遅延や欠航が続出し、混乱が広がっています。
トランプ大統領は、欠勤した管制官を「近い将来に給与が支払われると知りながら文句ばかり言って仕事を休んだ」などと批判。一方で、休まなかった管制官については「偉大な愛国者」だと絶賛し、1人あたり1万ドル=およそ150万円のボーナスを推奨するとしています。
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