アメリカのグラス駐日大使は、高市総理の台湾をめぐる答弁を非難した中国の駐大阪総領事について、「高市首相と日本国民を脅しにかかっている」と強く批判しました。

アメリカのグラス駐日大使はSNSで10日、中国の薛剣駐大阪総領事について「高市首相と日本国民を脅しにかかっている」と英語と日本語で投稿し、強く批判しました。

高市総理が台湾有事を「存立危機事態になりうる」と答弁したことに薛剣駐大阪総領事が「汚い首は斬ってやるしかない」などと非難したことに対するもので、グラス駐日大使は、薛剣氏が過去にイスラエルをナチス・ドイツになぞらえたことに触れ、「再び本性が露呈した」とも指摘しています。

このほか、グラス氏は「中国政府は『良き隣人』を口癖のように繰り返すが全く実態が伴っていない」、「いい加減にその言葉通りの振る舞いを示すべきではないか」と記しています。