ソフトバンクグループが出資するインドのアイウエア小売り大手レンズカート・ソリューションズは、ムンバイ市場での新規株式公開(IPO)初日に急落した後、切り返した。728億ルピー(約1260億円)を調達したこのIPOは、インドのスタートアップのバリュエーションを巡る議論をSNS上で巻き起こした。

レンズカートの株価は10日の取引で一時12%安の355.70ルピーまで下げたが、その後反転し、一時404.90ルピーとIPO価格比0.7%高となった。ムンバイ時間午前11時06分(日本時間午後2時36分)時点ではIPO価格とほぼ同水準で推移している。

IPO価格は前会計年度利益の238倍で、機関投資家を中心に募集枠の28倍の応募を集めていた。

IPOのバリュエーションを巡る批判はここ数日SNS上で過熱し、DSPアセット・マネジャーズがレンズカートへの投資を弁護する事態となった。同社はレンズカートの事業を「強固で拡張性がある」と評しつつも、IPOは「割高」だと認めた。

IPO後のレンズカートの時価総額は約7000億ルピーに達した。

原題:Lenskart Seesaws in Mumbai Debut After $821 Million IPO (2)(抜粋)

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