高市総理はきょうの衆議院・予算委員会で、今月下旬に南アフリカで開かれるG20=主要20か国首脳会議などの日程が終わった後、総理公邸に引っ越しをする考えを示しました。

衆議院・予算委員会で、立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員は、高市総理が総理就任後も東京・赤坂の議員宿舎に住んでいることについて触れ、「危機管理の観点から1日も早く総理公邸に移るべきだ」と高市総理に求めました。

高市総理
「就任早々からずっと海外(出張)が長くございまして、そのまま衆参の本会議に突入して、きのうまで参議院の本会議で、きょうから予算委員会ということで。これらが終わりましたらG20で、お許しが出たら南アフリカに行かなければなりません。それらの一連の日程が落ち着きましたら、何とか引っ越しをしたいと思っております」

高市総理は早めに公邸へ移り住む考えを示したうえで、「今は荷造りの暇がないどころか、睡眠時間もほとんど取れていないような状況で仕事をしている」と述べ、理解を求めました。