アメリカと中国の北朝鮮担当の高官が、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応をめぐりオンラインで協議しました。
アメリカ側の発表によりますと、ソン・キム北朝鮮担当特別代表は7日、中国の劉暁明朝鮮半島問題特別代表とオンラインで協議。北朝鮮によるICBM=大陸間弾道ミサイルなどの相次ぐ発射を非難したうえで、すべての国連加盟国が北朝鮮に対する制裁義務を果たす必要があると強調しました。また、アメリカがいつでも北朝鮮側と対話する用意があることを改めて示したということです。
先月行われた米中首脳会談で、バイデン大統領は北朝鮮に自制を促すべきだと習近平国家主席に訴えていて、今回の会談でもアメリカは中国側に北朝鮮への働きかけを求めたものとみられます。

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