高市総理はきょう、アメリカのトランプ大統領との首脳会談を振り返り、「多くの成果を得ることが出来た」と強調しました。
高市総理
「幅広い分野での率直な議論を通じて大きな成果を上げることができました。今後、トランプ大統領との間で日米同盟を更なる高みに引き上げていくことができると確信をいたしました」
高市総理は対面では初めてとなるトランプ大統領との会談で、「同盟の抑止力、対処力を一層強化することなどで一致した」などと、成果を強調しました。その上で、トランプ大統領には「日本として主体的に防衛力の抜本的強化および防衛費の増額に引き続き取り組んでいく決意を伝えた」と明らかにしています。
高市総理は首脳会談の後、トランプ大統領と日米関税交渉をめぐり、80兆円規模の投資に関する署名を行ったほか、大統領専用ヘリ=マリーン・ワンに同乗し、アメリカ海軍・横須賀基地を訪れ、在日アメリカ軍を前に「防衛力を抜本的に強化し、地域の平和と安定にいっそう積極的に貢献する」などと訴えました。
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