敗戦から一夜明けたスペイン、どのような反応が出ているのでしょうか。現地から報告です。
日本代表・久保建英選手が所属するスペインチームの本拠地サン・セバスティアンです。一夜明けて、こちらのキオスクには新聞が売られているんですが、こちらの新聞では「大失態」、スペインを一次リーグ突破に導いたことから「ドイツありがとう」といった見出しで伝えています。
取材したスポーツバーでは試合終了後に悔しさからかすぐに席を立って帰ってしまう人もいましたが、拍手もあがりました。というのも、サン・セバスティアンのあるバスク地方は独立運動も行われた地元愛の強いところで、地元チームを応援している人も多いんです。ですから、地元チームに所属する久保選手のいる日本が勝ったということで、その頑張りをたたえる拍手だったのだと思います。
地元紙のサッカー担当記者は「日本はドイツ戦に勝利した時と同じ戦い方で前半を持ちこたえ、後半に強い攻撃で逆転した。その後の守備も素晴らしく、スペインは攻撃する機会をほとんど与えられなかった。日本はスペインに勝利するという偉業を達成した」と評価しています。
スペインはトップ通過は逃したものの決勝トーナメントには出場するので、日本との“再対決を願う声”も出ています。

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