アジア時間1日午前の取引で、金相場が再び過去最高値を更新した。会計年度末を迎えた米国では、つなぎ予算成立のめどが立たず、政府機関閉鎖の可能性を巡る不安から安全資産である金への買いが継続した。

金相場は一時、9月30日に付けた高値を上回る1オンス=3875.53ドルを付けた。

予算成立に向けた米共和、民主両党の協議は打開が見通せず、米東部時間9月30日中に合意が成立しなければ、約7年ぶりに政府機関が一部閉鎖される事態は避けられない。その結果、3日の雇用統計(9月)を含む重要経済指標の発表が遅れる危険も懸念される。

金相場の年初来の上昇率は47%を超え、このままいけば年間ベースで1979年以来の大幅な値上がりとなる。米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げを再開する状況で、中央銀行による買いや金ETF(上場投資信託)への資金流入が相場急騰を支えている。

ブルームバーグの集計データによれば、9月の金ETFへの資金流入は過去3年で最大となった。

原題:Gold Ralllies to Fresh Record on US Government Shutdown Jitters(抜粋)

(金相場上昇の背景などを追加して更新します)

--取材協力:Yihui Xie.

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