日米韓3か国は弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対する追加の制裁措置を決定しました。世界規模でのサイバー攻撃が指摘されるハッカー集団も対象となっています。

日本が制裁対象に加えたのは北朝鮮当局の下部組織とされるハッカー集団「ラザルス」などです。「ラザルス」は日本国内の暗号資産などの関連業者にサイバー攻撃を仕掛け、世界的被害の発生が指摘されています。サイバー攻撃は北朝鮮の資金獲得手段の1つで、ミサイル開発などを支えているとされます。

またアメリカは、▼弾道ミサイル発射に何度も立ち会ったほか、大量破壊兵器開発に関する決定を監督したとして朝鮮人民軍総政治局長を務めた金秀吉氏ら3人を、韓国は、▼核・ミサイル開発や制裁回避などに関わった8人と7機関を制裁対象に追加しました。