きのう朝、サイバー攻撃で発生したアサヒグループホールディングスのシステム障害はいまだ復旧のめどが立っておらず、商品の出荷業務などができない状態が続いています。

ビール大手のアサヒグループホールディングスでは、きのう午前7時ごろから、サイバー攻撃によるシステム障害が発生しました。

これまでに個人情報や顧客データなどの外部への流出は確認されていないとしていますが、現在も障害は続いていて、復旧のめどは立っていません。

このため、きのうからビールや飲料、食品の受注・出荷業務を停止しているほか、お客様相談室などのコールセンター業務も停止しています。

また、出荷ができないため、国内にある30のビールや飲料などの工場の多くで生産も停止しているということです。

アサヒは原因の調査や復旧を急いでいますが、影響が広がっています。