アメリカのバイデン米大統領はフランスのマクロン大統領と会談し、ウクライナ侵攻を続けるロシアの責任を追及する方針を確認しました。
アメリカ バイデン大統領
「アメリカとフランスは全てのNATO加盟国、EU、G7とともにロシアのウクライナに対する残虐な戦争に強く立ち向かうことを再確認する」
ホワイトハウスで会談したバイデン大統領とフランスのマクロン大統領は共同声明で、ロシアのウクライナ侵攻を「違法な侵略戦争だ」と指摘し、強く非難しました。そのうえで、「民間人や民間施設を標的にした攻撃は戦争犯罪だ」と強調、ロシアの責任を追及する方針を確認しました。
一方、バイデン大統領は会見で、現時点ではプーチン大統領と「すぐに接触する予定はない」としながらも、「彼が戦争を終わらせる方法を探しているのであれば、フランスやNATOの同盟国と協議したうえでプーチン氏と話す用意がある」と明らかにしました。
また、共同声明では中国について「アメリカとフランスはルールに基づく国際秩序への中国の挑戦に対し、協調して対応する」と表明、両首脳は台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性も改めて確認しています。

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