(ブルームバーグ):香港政府は28日、米国務省が発表した香港に関する投資環境リポートには、「偏った主張」や「虚偽の非難」が含まれており、香港の国家安全法を「悪意を持って中傷している」と非難した。
香港政府の広報担当者は声明で、国家安全法の施行により香港は「国際的な資本と投資にとって、より魅力的で安全な場所となった」と主張した。
米国務省は26日に発表したリポートで、香港の国家安全条例が昨年「拙速なプロセス」を経て施行されたことを受け、香港の投資環境における不確実性が高まったと指摘。さらに「『スパイ行為』『国家機密』『外部干渉』の定義が極めて広範かつ曖昧であり、域外適用の可能性があることから、日常的なビジネス活動に影響を与えたり、阻害したりする恐れがある」と警告した。
原題:Hong Kong Criticizes ‘Biased’ US Investment Climate Report(抜粋)
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