中国の江沢民元国家主席の死去から一夜明け、北京では半旗が掲げられたほか、新聞やスマホのアプリが白黒になるなど追悼の動きが広がっています。

きのう、96歳で死去した江沢民元国家主席を悼んで、天安門広場などでは半旗が掲げられています。

けさの人民日報など新聞各紙は、1面に江沢民氏の遺影を大きく載せるとともに、全て白黒印刷に。スマホのアプリや政府機関のホームページも白黒の表示になったほか、国営テレビは朝から追悼番組を放送するなど、国を挙げての追悼が広がっています。

また、江沢民氏の生家には市民らによって多くの花が手向けられています。

中国共産党は習近平国家主席をトップとする葬儀委員会を立ち上げ、後日、追悼集会を開くとしています。