22日の東京株式相場は反発の見込み。先週末の米国株市場で、新型スマートフォン「iPhone 17」の需要堅調なアップルや、大型クラウド契約の協議を進めているオラクルなど大型テクノロジー株が上昇した流れを好感する。国内政策期待も継続する。

電子部品など電機、機械、自動車といった輸出関連、化学や非鉄金属など素材株に買いが優勢となりそう。根強い利上げ観測から銀行や保険など金融株も堅調となりやすい。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米国は年内あと1-2回の利下げが予想されるだけに、じわじわと上がる金融相場が続いている
    • グローバル投資環境が良好なだけに、日本株は金曜に日本銀行の上場投資信託(ETF)売却で下げた分を取り戻しそう
  • 自民党総裁選では高市早苗氏なら積極財政、小泉進次郎氏なら若返りという点で株式市場は好感しやすい
    • 誰が総裁になっても補正予算は期待される
  • ただ、日銀ETF売却は金額は小さくとも株式市場には需給面でネガティブ、将来へのリスクから上値も重いだろう

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