中国当局が米アルファベット傘下グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を巡る独占禁止法の調査を打ち切る決定を下したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話を引用して報じた。

FTによれば、国家市場監督管理総局(SAMR)は国内スマートフォン市場における支配力に対する調査を取り下げる方針。

米国との貿易交渉が進む中での動きとなる。中国当局は今年2月、独禁法違反の疑いでグーグルに対する調査を開始していた。

FTは一方で、複数の中国政府機関が人工知能(AI)の学習や運用に不可欠な半導体を製造する米エヌビディアへの注目を強めているとも伝えた。

原題:China Drops Google Antitrust Probe During Trade Talks, FT Says

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