(ブルームバーグ):全国銀行協会の半沢淳一会長(三菱UFJ銀行頭取)は18日の記者会見で、日本銀行の金融政策を巡り、インフレ対応が遅れるリスクも意識する必要があると述べた。
半沢会長は個人的な見解と断った上で語った。日銀は基調的な物価動向を見ながら、適時適切に判断すると思うと述べた。米国の関税による影響や政府の財政政策など不確定要因はまだあるとして、利上げに踏み切るに当たっては論点になるとの認識も示した。
日銀が18、19日に開く金融政策決定会合は政策維持が見込まれている。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、次の利上げ時期の最多予想は10月。12月を含めた年内の利上げ予想は約6割に上っている。
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