アマゾン・ドット・コムとアルファベット傘下のグーグルが自社ウェブサイトに掲載する広告に関して、広告主に誤解を与えるような慣行を採っていたかどうか、米連邦取引委員会(FTC)が調査を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

関係者によれば、調査はFTCの消費者保護局が実施しており、両社が広告の条件や料金体系を適切に開示していたかが焦点となっている。非公開情報を話しているとして匿名を条件に語った。

大手テクノロジー企業の幹部らはトランプ大統領の支持を得ようとしているが、今回のFTCによる調査は規制当局によるグーグルとアマゾンに対する精査が新たな段階を迎えたことを意味する。

米司法省がグーグルに対して進めている2件の訴訟では、オンライン検索と一部の検索広告および、オンラインでの広告売買技術を巡って、同社が違法な独占状態にあるとの判断が既に示されている。

グーグルは利用者が検索する言葉を入力した後、1秒未満で行われる自動入札方式によって検索広告を販売している。アマゾンも同様に、リアルタイム入札を実施しており、特定の商品を検索する際に表示される「スポンサード広告」などと呼ばれる形で広告を掲載する。

関係者によると、FTCはアマゾン入札方式の詳細を調べており、広告主が入札に参加するために支払う必要がある最低価格である「リザーブ価格」を適切に開示していたかどうかが調査対象となっている。

FTCはグーグルの慣行についても、社内の価格設定プロセスや広告主に開示しない方法で広告費用を引き上げていた可能性などを調べているという。

FTCとグーグルはコメントを控えた。アマゾンにもコメントを求めたが、応答はない。

原題:Amazon, Google Probed by FTC Over Search Advertising Practices(抜粋)

(第4段落以降に詳細を追加して更新します)

--取材協力:Matt Day、Spencer Soper、Davey Alba.

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