(ブルームバーグ):ソフトバンクグループの米OpenAIへの投資を支える融資400億ドル(約6兆4000億円)に、より多くの銀行が参加するよう招かれている。ソフトバンクGが負債を原資として人工知能(AI)分野への進出をさらに進めることに対する債権者のセンチメントを試すこれまでで最大規模の試金石の一つとなる。事情に詳しい関係者が明らかにした。
この取引は最近、いわゆる「ソフトローンチ」段階に入り、追加の貸し手が「サブアンダーライター」として参加するよう招かれている。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。参加を希望する金融機関はそれぞれ約50億ドルの引き受けを約束する必要があるという。
ソフトバンクGは先月、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループ、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループが、2027年3月25日に満期を迎えるつなぎ融資を引き受けたと発表した。

この大型融資は、世界的なAI競争でソフトバンクGが中核的な役割を確保しようとする中、創業者の孫正義氏がどの程度の負債を受け入れる用意があるかを浮き彫りにしている。
AIへの積極投資に加え、資金調達に伴う負債の増加は、市場関係者の懸念を招いている。
S&Pグローバル・レーティングは3月、ソフトバンクGの信用見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。対話型AI「ChatGPT」を手がけるOpenAIへの出資がソフトバンクGの流動性や資産の信用力を損なうリスクを指摘した。
ソフトバンクGのメディア担当者はコメントを控えた。
原題:SoftBank Lenders Ask More Banks to Join $40 Billion OpenAI Loan(抜粋)
(4段落目以降を追加して更新します)
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