米サイバーセキュリティー・サービス会社クラウドストライク・ホールディングスが27日に発表した決算は、8-10月(第3四半期)の売上高見通しが、アナリスト予想を下回った。同社の株価は時間外取引で一時7%下落した後、下げを縮小した。

同社の発表によれば、8-10月の売上高見通しは12億2000万ドル(約1800億円)とアナリストの予想平均(12億3000万ドル)に届かなかった。

クラウドストライクのソフトウエアが原因となり、世界的なシステム障害が昨年7月に発生して以降、今回が5回目の四半期決算発表となるが、同社の業績がなお回復途上にある状況がうかがえる。

5-7月(第2四半期)の売上高は11億7000万ドル、調整後1株利益は93セントと、アナリストの予想平均(11億5000万ドル、83セント)をいずれも上回った。

年間経常収入は46億6000万ドル、5-7月の純新規年間経常収入は2億2110万ドルとなり、サブスクリプション型ソフトウエア事業の業績を反映する主要な指標も上向いた。アナリスト予想は46億5000万ドルと2億910万ドルだった。

原題:CrowdStrike Falls After Sales Forecast Misses Estimates (2)(抜粋)

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