サーバーメーカーの米スーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)が4日発表した今四半期(10-12月期)利益見通しは、市場予想を下回った。人工知能(AI)サーバー需要の拡大を収益につなげる力が改めて懸念され、株価は時間外取引で大きく下落した。

一部項目を除いた四半期利益は1株当たり46-54セントを見込んでいるという。売上高は100億-110億ドルの見通し。アナリストの予想平均は1株利益が62セント、売上高が80億5000万ドルだった。

スーパー・マイクロは昨年来、AI処理能力の需要拡大を背景にサーバーメーカーとして頭角を現し、AI投資ブームの代表的銘柄に加わった。同社は2週間前に7-9月期(第1四半期)の暫定決算を発表。ウォール街の予想を大きく下回る内容だったのは、契約の一部が今四半期にずれ込んだためだとしていた。

決算見通し発表後の時間外取引で、同社株価は一時11%下落。通常取引では前日比6.6%下げて47.40ドルで引けていた。年初来では56%上昇している。

原題:Super Micro Shares Fall on Weaker Second-Quarter Profit Forecast(抜粋)

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