EU=ヨーロッパ連合の執行機関・EU委員会は、ウクライナが目指すEU加盟について、国内での制度改革が必要とする報告書をまとめました。
ウクライナは2022年のロシアによる侵攻が始まった直後、EUへの加盟を申請しています。
EU委員会は現時点での報告書をまとめ、「容赦ない戦争が続いているにもかかわらず、主要な改革を進めている」と評価する一方、「汚職対策や司法の独立など懸念事項もある」と指摘しています。
EU カラス外交安全保障上級代表
「新規加盟については、2030年が現実的な目標です」
EUへの加盟は加盟国による全会一致が必要ですが、ハンガリーなどがロシア寄りの姿勢を示していて、ウクライナのEU加盟への道筋は不透明なままです。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領 東部の要衝を視察 特殊部隊を増強