先ほど発表された全国のスーパーなどでのコメの平均価格は、前の週より値上がりし3579円となりました。
全国のスーパーやホームセンターなどで、今月17日までの1週間に販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、前の週より71円上がって3579円となりました。備蓄米の販売ペースが落ち着いたことや、新米が出回り始め銘柄米の販売数量が増えたことが価格上昇の要因とみられます。
一方、同時に発表された別の民間調査の平均価格は、前の週から14円下がって3811円でした。
小泉大臣は午後6時すぎ、コメの価格について「踊り場の状況が続いている」との認識を改めて示しました。
今年の新米は猛暑や大雨の影響が懸念されていて、本格的に出回る来月以降の値動きも注目されています。
「民間備蓄米」活用で年間の国費負担387億円減少 政府備蓄米は保管費や売却差損大 財政制度等審議会で試算