保険会社から銀行への出向者による情報漏えいが相次ぐなか、みずほ銀行が出向の受け入れを来年3月末までにやめる方向で検討していることが分かりました。
保険会社から銀行への出向をめぐっては、内部情報が不正に扱われる事例が相次いでいて、先月には日本生命から三菱UFJ銀行に出向していた社員による内部資料の持ち出しが明らかになっています。
これまでは出向者が銀行窓口での保険商品の販売を支援してきましたが、金融庁が5月に監督指針を改定し、不適切な出向をやめるよう求めています。
こうしたなか、現在、生損保各社から数十人の出向者を受け入れている、みずほ銀行も来年3月末までに全員を出向元に戻したうえで、新たな受け入れもしない方向で保険会社側と協議しているということです。
一連の問題をめぐっては、三菱UFJ銀行も来年3月末までに出向者の受け入れをやめる方針を先月、明らかにしています。
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