アメリカが日本に25%の相互関税を課すと発表したことについて、交渉担当の赤沢大臣は「誠に遺憾」と話しました。そのうえで、きょう(8日)午後にラトニック商務長官と電話会談し、協議継続で一致したと明かしました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「税率の引き上げを発表したことは誠に遺憾」

赤沢大臣はきょう午後、ラトニック商務長官とおよそ40分、電話会談しました。

それに先立ってアメリカが発表した相互関税の25%への引き上げなどについて、「遺憾である」と伝え、協議を続けることで一致したということです。

その上で、「大事なポイントの一つ」として自動車関税をあげ、「基幹産業が甚大な損失を被っているのは看過できない」「自動車についての合意がなければ、全体として合意できない」と強調しました。